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哺乳綱・海牛目・ジュゴン科 manmmalia・Sirenia・Dugonginae |
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骨格は、マナティーとは異なり、ややほっそりし、頸椎は7個で融合は見られない。19個の胸椎と 19対の太い肋骨で構成される胸郭はがっしりと大きい。臼歯は、円柱状をしていて、生後、第1 小臼歯から第2大臼歯まで上顎に10本、同様に下顎に10本、合計20本ある。水平交換で、1歳で、 第1小臼歯が抜け、奥から円柱が二つつながった第3大臼歯が出てくる。成長に伴い、前方の歯は 脱落するが、大人から老齢の個体では、第2大臼歯と第3大臼歯の2本だけとなり、成長するにつれ てこの2本の円周が増加するため、咬合面の面積が増加する。しかし、ジュゴンの歯の咬合面は、 狭く咬耗も少ない。食物をすりつぶすことに特化していないように思える。歯の代わりに上顎・下 顎にケラチン質の咀嚼板があり、硬い咀嚼板をすりあわせて海草を粉砕していた。雌雄ともに上 顎第2切歯(牙)が一対2本あり、その年輪よりジュゴンの年齢を知ることができる。牙の全長は、 20cm程、大半が歯肉に埋もれているので、表に出ている部分は4~5cmである。雌の牙は表に 出ないことが多い。 |
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ジュゴンの頭蓋骨と下顎骨、骨全体の大きさに比べ、歯がかなり小さい。歯が退化傾向を示して いる。鼻は急激に下向きになっており、底生の海草を食べるのに適応している。 |
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ジュゴンの臼歯は、円柱状をしていて、生後、第1小臼歯から第2大臼歯まで上顎に10本、同様に 下顎に10本、合計20本ある。水平交換で、1歳で、第1小臼歯が抜け、奥から円柱が二つつながった 第3大臼歯が出てくる。成長に伴い、前方の歯は脱落するが、大人から老齢の個体では、第2大臼 歯と第3大臼歯の2本だけとなり、成長するにつれてこの2本は大きくなる。しかし、ジュゴンの 歯の咬合面は、狭く咬耗も少ない。食物をすりつぶしていないように思える。歯の代わりに上顎・ 下顎にケラチン質の大きい咀嚼板があり、この咀嚼板をすりあわせて海草を粉砕していた。雌雄と もに上顎第2切歯(牙)が一対2本あり、その年輪よりジュゴンの年齢を知ることができる。牙の全 長は、20cm程、大半が歯肉に埋もれているので、表に出ている部分は4~5cmである。雌の牙は 表に出ないことが多い。 |